2011年01月31日

認知症のリスク 歯を失うと最大1.9倍に!

厚生労働省研究班が研究結果を発表
日本福祉大学の近藤克則教授を主任研究者とする厚生労働省の研究班は、21日、高齢者の歯の状態と認知症の関係について調査結果を発表。歯がほとんどなく義歯を使用していない人などで、認知症発症のリスクが高くなることがわかった。

プレスリリースによると、同研究班は2003年に愛知県の65歳以上の健常者を対象に郵送調査を行い、その後4年間にわたり認知症の認定を受けたか否かを追跡した。新たに認知症を発症して要介護認定を受けた220人を調査したところ、年齢、治療疾患の有無や生活習慣などに関わらず、歯がほとんどなく義歯を使用していない人、あまりかめない人、かかりつけ歯科医院のない人は、認知症発症のリスクが高くなることがわかった。とくに、歯がほとんどないのに義歯を使用していない人は、20本以上歯が残っている人に比べ、認知症発症のリスクが1.9倍になったという。

この結果を受けてリポートでは、歯を失うことやかめなくなることによって、認知症の発症リスクが高まることが示されたとし、その要因として、歯を失う原因となる歯周病などの炎症が直接脳に影響を及ぼしている可能性や、咀嚼機能の低下が脳の認知機能の低下をまねいている可能性などを指摘した。

かかりつけ歯科医院の有無についても、「歯科疾患の予防や治療を通じて直接的または間接的に認知症の予防につながっている可能性がある」としており、高齢者の口腔ケアの重要性を改めて認識する必要がありそうだ。

(記事:ネットパイロティング@care)

posted by TCマート at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43118058

この記事へのトラックバック