介護老人保健施設などへの転換進まず
厚生労働省は、2011年度末までで廃止を予定していた長期入院患者の介護型療養病床を、2017年度末まで存続させる方針を固めた。
もともと、介護型療養病床で長期入院を続ける「社会的入院」が問題視されたことから、療養病床を介護施設などに転換する予定だった。しかし、実際は想定どおりに転換が進んでおらず、このままでは、受け入れ先が見つからない「介護難民」が出てくるおそれがあるため、廃止期限を延長することとした。介護保険法改正案に盛り込むかたちで、今国会での提出を目指す。
なお、今後も長期入院患者を受け入れている一般病床は、療養病床への転換をすすめ、その間は介護療養病床の新設は認めない。
(記事:ネットパイロティング@cre)
2011年02月23日
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