焼き肉店での事件を受け――子どもや高齢者はとくに注意
厚生労働省は5月4日、富山県等で発生した腸管出血性大腸菌「O111」による食中毒事件を受け、Webサイトに緊急情報として「腸管出血性大腸菌食中毒の予防について」のページを掲載した。「腸管出血性大腸菌に関するQ&A」や「食中毒に関する情報」などが閲覧できる。
「腸管出血性大腸菌に関するQ&A」では、腸管出血性大腸菌そのものについての解説から、感染経路や予防法、食肉の安全対策など、多岐にわたる質問への回答が掲載されている。中でも、高齢者に関する情報として、「HUS(溶血性尿毒症症侯群)」が子どもや高齢者にかかりやすく、注意が必要な合併症として紹介されている。
また、「食中毒に関する情報」では、食品の保存方法や、調理の際に75度以上で1分以上加熱すると菌が死滅する、といった具体的な方策が示されている。
免疫力の低下した高齢者にとって、食中毒が起こりやすいこれからのシーズンは十分注意が必要な時季。上記を参考にして、適切な介護ができるようにしたい。
(参考:厚生労働省『腸管出血性大腸菌食中毒の予防について』@care)
2011年05月12日
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