◆交通事故死よりも多い!? 入浴中の事故
入浴を満喫するには、“からすの行水”よりは、少しぬるめのお湯にゆっくりとつかるのが基本。さらに、入浴事故が起こらないよう安全な入浴を心がけることも大切だ。
入浴中の事故としては、居室と浴室の急激な温度差によるヒートショックや、入浴中の溺死などがよく知られているが、こうした入浴中の死亡件数は1万4000件以上ともいわれており、その数は交通事故死をよりも多いという。
とりわけ、シャワーよりも浴槽に入浴することの多い日本では、75歳以上の後期高齢者の溺死が世界的に多いといわれており、快適な入浴タイムを過ごすうえで、入浴中の事故対策は大変重要となっている。 |